出張先での雑記帖



住吉
Sumiyoshi


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2015年 2月11日(水) 住吉(大阪)

<ぶらり住吉大社>

住吉大社は、大阪府大阪市住吉区住吉にある神社。式内社、
摂津国一宮、二十二社の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
全国に約2,300社ある住吉神社の総本社であるほか、
下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の一社。

第一本宮から第三本宮までは直列、第四本宮と第三本宮は並列に配置され、
全国的にもたいへん珍しい建築配置です。
あたかも大海原をゆく船団のように立ちならび、「三社の縦に進むは魚鱗の備え 
一社のひらくは鶴翼の構えあり よって八陣の法をあらわす」とも言い伝えられます。

御本殿は「住吉造」といわれており、神社建築史上最古の特殊な様式で国宝に指定。
3つの特徴からなります。

1) 柱・垂木・破風板は丹塗り、 羽目板壁は白胡粉塗り
2) 屋根は桧皮葺で切妻の力強い直線
3) 出入り口が直線型妻入式

屋根には置千木と5本の四角堅魚木があります。
周囲に迴廊なく、本殿の周囲には板玉垣、その外に荒忌垣があります。
柱は太い丸柱で礎石の上に立っており、柱間は横板張りで、
正面より前が外陣、奥が一段高い内陣と二室あります。


久しぶりにリフレッシュできました!



本宮
現在ある本殿は、全て1810年に造られました。
第一本宮から第四本宮にいたる
4棟の御本殿は「住吉造」と称し、
神社建築史上最古の様式の一つといわれる。
いずれも国宝建造物に指定されています。

住吉造
檜皮葺でできており、
直線的な屋根で切妻造りです。
棟の両側に流れる2つの斜面は、
書物を開いたようにも見えます。

柱は朱(丹)塗り、板壁は白色の胡粉塗りです。


角鳥居
四角柱の鳥居であるため、
角鳥居 とも呼ばれています。
このような四角柱の柱は古い様式で大変珍しく、
各本殿と拝殿の間に建っている
木造朱塗りの鳥居が原形となっています。


反橋(太鼓橋)
住吉の象徴として大変有名で太鼓橋とも呼ばれ
石の橋脚は慶長年間に淀君が奉納したものである
といわれております。
昔は、この橋の近くまで波が打ち寄せられていたそうです。

川端康成が、小説『反橋』で
「上るよりもおりる方がこはいものです」
と書いたことでも知られています。

六五所御前(石の玉垣)
第一本宮と若宮八幡宮との間にある、
杉樹が石の玉垣の内に立っている場所。

石の玉垣のなかにある砂利には
「五・大・力」と書かれた小石があり、
これを集めてお守りにすると
心願成就のご利益があります。